Difference between revisions of "Intelligent-OR"
Line 4: | Line 4: | ||
==ソフトウェアWG== | ==ソフトウェアWG== | ||
− | ===実施計画書抜粋 | + | ===実施計画書抜粋 (a-2) リアルタイム情報処理=== |
− | + | ||
**(a-2-1) 情報統合・呈示技術 (名古屋工業大学) | **(a-2-1) 情報統合・呈示技術 (名古屋工業大学) | ||
リアルタイムセンシングによる患部力学特性,ロボットステータス,患者バイタルサイン等の種々の情報を統合し,手術の状況に合わせて医師が使いやすい形式で呈示する情報統合・提示技術として,光学式位置計測装置等により内視鏡処置具をレジストレーションする技術,これを用いてリアルタイムセンシング情報や術前画像を内視鏡から得られる画像に重畳表示する技術,出血部位とその周辺の位置情報を医師へ呈示する技術等を開発する. | リアルタイムセンシングによる患部力学特性,ロボットステータス,患者バイタルサイン等の種々の情報を統合し,手術の状況に合わせて医師が使いやすい形式で呈示する情報統合・提示技術として,光学式位置計測装置等により内視鏡処置具をレジストレーションする技術,これを用いてリアルタイムセンシング情報や術前画像を内視鏡から得られる画像に重畳表示する技術,出血部位とその周辺の位置情報を医師へ呈示する技術等を開発する. |
Revision as of 01:15, 7 August 2007
Home < Intelligent-ORContents
インテリジェント手術機器プロジェクト
ソフトウェアWG
実施計画書抜粋 (a-2) リアルタイム情報処理
- (a-2-1) 情報統合・呈示技術 (名古屋工業大学)
リアルタイムセンシングによる患部力学特性,ロボットステータス,患者バイタルサイン等の種々の情報を統合し,手術の状況に合わせて医師が使いやすい形式で呈示する情報統合・提示技術として,光学式位置計測装置等により内視鏡処置具をレジストレーションする技術,これを用いてリアルタイムセンシング情報や術前画像を内視鏡から得られる画像に重畳表示する技術,出血部位とその周辺の位置情報を医師へ呈示する技術等を開発する.
- (a-2-2) 手術ロボット基盤ソフト技術
「手術ロボット基盤ソフトウェア」は,医療機器としての高い信頼性を担保すると共に,本邦の手術ロボット開発の将来的な基盤となるソフトウェアを開発する.
- (a-2-2-1) 手術ロボット・ライブラリキット開発 (ハーバード大学医学部)
インテリジェント手術機器の共通機能を実装するソフトウェアライブラリを提供する.開発に当たっては,共同開発を実現するためのツール群(マルチプラットフォーム対応ビルドシステム,共有型オンラインバージョンコントロールシステム,ドキュメンティングシステムなど)を活用する.
- (a-2-2-2) 手術ロボット・コアレイヤー実装 (名古屋工業大学)
機構構造の異なる手術ロボットについても位置・力等の入出力において一般化する高レベルクラス,手術ロボット制御を一般化する低レベルクラス,ロボット間通信,軌跡補間機能,プレイバック機能などを提供するソフトウェアを開発する.
- (a-2-2-3) 手術ロボット・周辺レイヤー実装 (ハーバード大学医学部)
ハードウェア依存性が比較的低い,状態監視機能,ハーバード大学医学部で開発され3D Slicerとの連携を行う手術計画ツール機能,レジストレーションツール機能,ログ機能を提供するソフトウェアを開発する.
- (a-2-2-4) 医療機器ソフトウェア検証技法 (産業技術総合研究所)
ソフトウェア動作検証システム,ハードウェア動作検証システムなどを開発して本研究開発の試作品を検証する.またこれらを含む開発工程にIEC62304を適用し,手術ロボットシステムの研究開発のフレキシビリティを保ちつつ,薬事法的な要求にも対応できるソフトウェアのライフサイクル管理を実現するための開発体制を構築する.
構成図
ソフトウェア構成図
会議
電話会議ロジスティックス
Dial: (218) 486-3898 Passcode: 759171#