Events:Slicer-Hands-On-Tokyo-2010:Kikinis-bio

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ハーバド大学医学部教授 ブリガムアンドウィメンズ病院放射線科 Robert Greenes 記念上席部長 (バイオインフォマティックス担当) Surgical Planning Laboratory ディレクター Ron Kikinis


1982年スイスチューリッヒ大学医学部卒、1983年より同大学病院にて臨床研修を行う一方で、1986年よりスイス工科大学の研究員を兼務して、医用画像処理研究を開始する。1988年にハーバード大学医学部ブリガムアンドウィメンズ病院放射線科に研究員として異動してからも一貫して医用画像処理の研究に従事し、1989年同大学講師、1992年助教授、1997年准教授を経て、2004年より現職の教授を勤める。また、先の2010年2月には 同放射線科より名誉あるRobert Greenes 上席部長の任を受ける。


1990年に自ら開設したSurgical Planning Laboratoryにおいては、 先端画像処理アルゴリズムの開発とその医用画像応用に取り組みながら、数々の顕著な研究成果をあげてきている。Kikinis氏の最終的な研究ゴールは、「医用画像から臨床に有用な情報をより多く抽出する」ことであり、これまでの多大な研究成果はすべてこのテーマの中から創出されている。特に、領域分割(セグメンテーション)、画像統合、三次元可視化技術、並列処理、ソフトウェアシステムの研究開発で卓越した成果をあげてきており 、これまでにSurgical Planning Laboratoryで開発され、放射線機器で汎用化された技術は数多い。その代表的な例として、EMセグメンテーション、相互情報量による自動画像統合、MRI誘導手術などが挙げられる。これまでに、これらの研究成果は約260編以上の論文にまとめられ、またこれらの論文の総引用数は18,000を超えている。


米国国立衛生保健所から拠出される大型プロジェクトにおいては、米国医用画像解析連合ならびに神経放射線画像処理センターの研究代表者を勤めている 。さらに米国画像誘導手術センターの研究部長も務めながら、 当該分野の連携強化を推進すべく尽力している。


これらの大型プロジェクトにおいて、Kikinis氏は一貫して研究成果をフリーオープンソースソフトウェアで公開することを参画者の義務としており、この連携戦略から生まれたソフトウェアが3D Slicerである。今回の特別講演では、この3D Slicerに集約された医用画像処理研究の最新成果について発表が行われる予定である。




Ron Kikinis, M.D. Surgical Planning Laboratory Radiology; ASBI, L1-050 Brigham & Women's Hospital 75 Francis St. Boston, MA 02115 Phone number +1 617 732 7389 E-mail: kikinis at bwh.harvard.edu